【告知】DARWIN ROOM オンライン対談「知魚楽の宇宙」プレイベント「『映像のフュシス』をめぐる旅」(三浦均×秋丸知貴)視聴無料

DARWIN ROOMオンライン対談(視聴無料)
「知魚楽の宇宙」第0回(プレイベント)

テーマ:『映像のフュシス』をめぐる旅
日時:2022年6月18日(土)19:00-21:00

出演:
秋丸知貴(美術評論家・美術史家/滋賀医科大学非常勤講師・学術博士)
三浦 均(ホストキュレーター/武蔵野美術大学教授・理学博士)

参加料:無 料
この度ダーウィンルームの新しい門出を記念して、同時に新シリーズのプレイベントという二重の記念を祝して、多くの方々にご参加いただきたく特別に無料にいたします。

お申し込みサイト:http://darwinroom-chigyorakunoutyu20220618.peatix.com

配信: オンライン開催(Zoom)
【参加方法】上記のオンライン参加サイトから、チケットをご購入いただくとPeatix内の〈イベントに参加〉をクリックするだけでZoomが起動し、WEB会場にお入りいただけます。また、当日に一斉送信にてURLをメールでお送りします。

主催:好奇心の森「ダーウィンルーム」

● シリーズ概要
人は、魚の楽しみを知ることができるのか。
「知魚楽」は中国の古典『荘子』の中にでてくる言葉です。
生命と宇宙は、古来より大きな疑問符のついた存在です。
その大きな疑問符に多くの研究者が探求を進めてきました。
一方で細分化・巨大化の進んだ「科学」は、普通の人の手が届かない相貌も見せます。
生息する環境の異なる知性の間で、お互いの楽しみを知ることができるか。
様々なゲストをお招きし、その楽しみへの接近を試みます。
(文:ホスト・キュレーター三浦均)

● プレイベントのテーマ内容「『映像のフュシス』をめぐる旅」
フュシスとは、自然のこと。
シリーズの案内人を務める三浦均の近著『映像のフュシス』(2020)は武蔵野美術大学出版局から出版されたが「分類の難しい本」と評され、科学、映像、情報、小説、詩、スピノザなどの話題が思わぬ糸で結びついていく不思議な読後感の残る書物。
そのように評した美術評論、美術史家の秋丸知貴が、「面白くて難しい」「難しくて面白い」とも言われるこの書の成立を読み解く。美術・映像・科学の交錯するトーク。

● プロフィール
三浦均|みうら・ひとし
シリーズ・ホストキュレーター
神戸生まれ
京都大学理学部卒業
神戸大学大学院自然科学研究科博士課程修了(理学博士)
物理学・天文学などを学ぶ
理化学研究所基礎科学特別研究員を経て
現在、武蔵野美術大学映像学科教授
コンピュータグラフィックスの力をかりて自然の世界を描くことに関心がある。

秋丸知貴|あきまる・ともき
松戸生まれ
上智大学特別研究員
滋賀医科大学、京都芸術大学、京都ノートルダム女子大学で非常勤講師
専門は美学美術史
「近代とは何か?」が研究テーマ
『ポール・セザンヌと蒸気鉄道――近代技術による視覚の変容』で2014年度比較文明学会研究奨励賞

● お問い合わせ
好奇心の森「ダーウィンルーム」
tel:03-6805-2638
mail:darwinroom@me.com

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評者: (AKIMARU Tomoki)

美術評論家・美学者・美術史家・キュレーター。1997年多摩美術大学美術学部芸術学科卒業、1998年インターメディウム研究所アートセオリー専攻修了、2001年大阪大学大学院文学研究科文化表現論専攻美学文芸学専修修士課程修了、2009年京都芸術大学大学院芸術研究科美術史専攻博士課程単位取得満期退学、2012年京都芸術大学より博士学位(学術)授与。2013年に博士論文『ポール・セザンヌと蒸気鉄道――近代技術による視覚の変容』(晃洋書房)を出版し、2014年に同書で比較文明学会研究奨励賞(伊東俊太郎賞)受賞。2010年4月から2012年3月まで京都大学こころの未来研究センターで連携研究員として連携研究プロジェクト「近代技術的環境における心性の変容の図像解釈学的研究」の研究代表を務める。主なキュレーションに、現代京都藝苑2015「悲とアニマ——モノ学・感覚価値研究会」展(会場:北野天満宮、会期:2015年3月7日〜2015年3月14日)、現代京都藝苑2015「素材と知覚——『もの派』の根源を求めて」展(第1会場:遊狐草舎、第2会場:Impact Hub Kyoto〔虚白院 内〕、会期:2015年3月7日〜2015年3月22日)、現代京都藝苑2021「悲とアニマⅡ~いのちの帰趨~」展(第1会場:両足院〔建仁寺塔頭〕、第2会場:The Terminal KYOTO、会期:2021年11月19日~2021年11月28日)、「藤井湧泉——龍花春早 猫虎懶眠」展(第1会場:高台寺、第2会場:圓徳院、第3会場:掌美術館、会期:2022年3月3日~2022年5月6日)等。2020年4月から2023年3月まで上智大学グリーフケア研究所特別研究員。2023年に高木慶子・秋丸知貴『グリーフケア・スピリチュアルケアに携わる人達へ』(クリエイツかもがわ・2023年)出版。上智大学グリーフケア研究所、京都ノートルダム女子大学で、非常勤講師を務める。現在、鹿児島県霧島アートの森学芸員、滋賀医科大学非常勤講師、京都芸術大学非常勤講師。

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