【展覧会】現代京都藝苑2021「悲とアニマⅡ~いのちの帰趨~」

現代京都藝苑2021

悲とアニマⅡ~いのちの帰趨~

 

■会期:2021年11月19日(金)~11月28日(日) 10日間

■第1会場:両足院
(京都府京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町591)
時間:10:00~16:00(※但し11月19日は12:00~16:00)受付終了は30分前
予約不要 入場有料(両足院拝観料)
一般1,000円 中高生500円 小学生以下無料
障がい者手帳持参500円(車いすの方)
■監修:鎌田東二 ■企画協力:山本豊津 ■企画:秋丸知貴

■第2会場:The Terminal KYOTO
(京都府京都市下京区新町通仏光寺下る岩戸山町424)
時間:09:00~18:00(※但し11月28日は09:00~17:00)受付終了は30分前
予約不要 入場無料
■監修:山本豊津 ■企画:秋丸知貴

■出品作家:(五十音順)
池坊由紀 入江早耶 大西宏志 大舩真言 岡田修二 勝又公仁彦 鎌田東二 小清水漸 近藤高弘 関根伸夫 成田克彦 松井紫朗 吉田克朗

■企画趣旨

2015年3月に北野天満宮で開催した現代京都藝苑2015「悲とアニマ」展は、伝統的な日本的感受性とは何かを理論と実践の両面から考察する日本学術振興会科学研究費助成事業「モノ学・感覚価値研究会」の活動の一環であった。当時、2011年3月11日に発生した東日本大震災の記憶が徐々に薄れつつある中で、改めてそれがもたらした衝撃と向き合い、そこから名もない全ての生の悲しみに心を寄せつつ、社会の安寧と賦活の方向性を模索する現代美術の展覧会であった。
2020年、私達は新たに新型コロナウィルス禍に見舞われた。これまで盤石と思われていた近代文明が想像以上に脆弱であり、誰もが底知れぬ不安に包まれる中で、今改めて本当に大切なものとは一体何かが問われている。古今東西の叡智が教えるように、生の充実は死と向き合う中にあり、そこにこそ伝統的な日本的感受性も自ずから現代的なかたちで立ち現れるのではないだろうかと思われる。
この観点から、東日本大震災から10年目の2021年に、現代美術の展覧会「悲とアニマⅡ~いのちの帰趨~」展は開催される。第1会場である建仁寺塔頭・両足院では「彼岸」を、第2会場であるThe Terminal KYOTOでは「此岸」を象徴する展示を行う。

■主催:現代京都藝苑実行委員会
■後援:両足院・The Terminal KYOTO・上智大学グリーフケア研究所
■協賛:株式会社サンレー・一般社団法人日本宗教信仰復興会議・京都伝統文化の森推進協議会
■協力:村井修 写真アーカイヴス(村井久美)・京都大学こころの未来研究センター・豊和堂株式会社

※新型コロナ禍の影響により、やむをえずイベント内容を中止したり変更したりする可能性がございますのでご了承ください。ご来場の際は、必ずマスクをご着用ください
※専用の駐車場はありませんので、公共の交通機関をご利用ください。

 

【関連イベント】

●シンポジウム①「もの派の帰趨――小清水漸の芸術を中心に」(ZOOM配信有)
日時:2021年11月7日(日)午後1時~午後5時
会場:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
挨拶:赤松玉女(京都市立芸術大学学長)
小清水漸(彫刻家・京都市立芸術大学名誉教授)
吉岡洋(京都大学こころの未来研究センター教授)
稲賀繁美(京都精華大学教授/国際文化学部長・国際日本文化研究センター名誉教授)
松井紫朗(彫刻家・京都市立芸術大学教授)
近藤高弘(陶芸・美術作家)
山本豊津(東京画廊代表取締役社長)
司会:秋丸知貴(上智大学グリーフケア研究所特別研究員)
共催:京都市立芸術大学
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トピック: 現代京都藝苑2021シンポジウム①「もの派の帰趨――小清水漸の芸術を中心に」
時間: 2021年11月7日 01:00 PM
https://sophia-ac-jp.zoom.us/j/92778226217
ミーティングID: 927 7822 6217
パスコード: 566086
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●献華式(非公開)
日時:2021年11月18日(木)午後2時~午後2時30分
会場:両足院
池坊由紀

●アーティスト・トーク「悲とアートと宗教」(両足院拝観料要)
日時:2021年11月18日(木)午後2時30分~午後4時30分
会場:両足院
挨拶:伊藤東凌(両足院副住職)
趣旨説明:鎌田東二(監修者・上智大学大学院実践宗教学研究科特任教授・京都大学名誉教授)
展示紹介:山本豊津(監修者・東京画廊代表取締役社長)
自作解説:(出品作家・五十音順)
池坊由紀 入江早耶 大西宏志 大舩真言 岡田修二 勝又公仁彦 鎌田東二 小清水漸 近藤高弘 松井紫朗
司会:秋丸知貴(企画者・上智大学グリーフケア研究所特別研究員)

●「手にとる宇宙」茶会(非公開)
日時:2021年11月19日(金)午前10時~午前12時
会場:両足院 茶室(水月亭)

●「悲とアニマⅡ~いのちの帰趨~」茶会(非公開)
日時:2021年11月21日(日)午前10時~午前12時
会場:両足院 茶室(臨池亭)

●シンポジウム②「宗教信仰復興と現代社会」
日時:2021年11月21日(日)午後1時~午後5時
会場:両足院
水谷周(一般社団法人日本宗教信仰復興会議代表理事・日本ムスリム協会理事)
島薗進(上智大学グリーフケア研究所所長・東京大学名誉教授)
鎌田東二(上智大学グリーフケア研究所特任教授・京都大学名誉教授)
加藤眞三(慶應義塾大学名誉教授・内科医)
弓山達也(東京工業大学教授)
コメンテーター:伊藤東凌(両足院副住職)
司会:島薗進

●「悲とアニマⅡ~いのちの帰趨~」鎮魂能舞舞踏
日時:2021年11月21日(日)午後5時15分~午後6時
会場:両足院
鎌田東二(フリーランス神主・神道ソングライター)
河村博重(観世流能楽師・京都芸術大学非常勤講師)
由良部正美(舞踏家・スペースALS‐D主宰)

●シンポジウム③「日本人と死生観」
日時:2021年11月23日(火・祝)午後1時~午後5時
会場:京都大学稲盛財団記念館3階大会議室
やまだようこ(ものがたり心理学研究所長・京都大学名誉教授)
鎌田東二(上智大学グリーフケア研究所特任教授・京都大学名誉教授)
広井良典(京都大学こころの未来研究センター教授)
一条真也(上智大学グリーフケア研究所客員教授・株式会社サンレー代表取締役社長・作家)
司会:秋丸知貴(上智大学グリーフケア研究所特別研究員)

●シンポジウム④「グリーフケアと芸術」
日時:2022年1月9日(日)午後1時~午後5時
会場:ZOOM
鎌田東二(上智大学グリーフケア研究所特任教授・京都大学名誉教授)
秋丸知貴(上智大学グリーフケア研究所特別研究員)
松田真理子(京都文教大学教授)
木村はるみ(山梨大学准教授)
大西宏志(京都芸術大学教授)
勝又公仁彦(京都芸術大学准教授)
コメンテーター:奥井遙(同志社大学助教)
司会:鎌田東二
共催:身心変容技法研究会
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トピック: 現代京都藝苑2021シンポジウム④「グリーフケアと芸術」
時間: 2022年1月9日 01:00 PM
https://sophia-ac-jp.zoom.us/j/94386019106
ミーティングID: 943 8601 9106
パスコード: 862579
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評者: (AKIMARU Tomoki)

博士(学術)/美学・美術史・死生学・メディア論
1997年 多摩美術大学美術学部芸術学科卒業
1998年 インターメディウム研究所アートセオリー専攻修了
2001年 大阪大学大学院文学研究科文化表現論専攻美学文芸学専修修士課程修了
2009年 京都造形芸術大学大学院芸術研究科美術史専修博士課程単位取得満期退学(2011年度学術博士)
2009年4月~2010年9月 日図デザイン博物館学芸員
2010年4月~2012年3月 京都大学こころの未来研究センター連携研究員
2011年4月~2013年3月 京都大学地域研究統合情報センター共同研究員
2011年4月~2016年3月 京都大学こころの未来研究センター共同研究員
2016年4月~ 滋賀医科大学非常勤講師
2017年9月~ 上智大学グリーフケア研究所非常勤講師
2020年4月~ 上智大学グリーフケア研究所特別研究員
2021年4月~ 京都ノートルダム女子大学非常勤講師
2022年4月~ 京都芸術大学非常勤講師
博士論文を基にした主著『ポール・セザンヌと蒸気鉄道――近代技術による視覚の変容』(晃洋書房・2013年)で、2014年度の比較文明学会研究奨励賞(伊東俊太郎賞)を受賞。

(『週刊読書人』WEBでも書評を掲載中 https://dokushojin.com/)

http://tomokiakimaru.web.fc2.com/

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