三木 学
(MIKI Manabu)

文筆家、編集者、色彩研究者、美術評論家、ソフトウェアプランナーほか。
独自のイメージ研究を基に、現代アート・建築・写真・色彩・音楽などのジャンル、書籍・空間・ソフトウェアなどメディアを横断した著述・編集を行なっている。
共編著に『大大阪モダン建築』(2007)『フランスの色景』(2014)、『新・大阪モダン建築』(2019、すべて青幻舎)、『キュラトリアル・ターン』(昭和堂、2020)など。展示・キュレーションに「アーティストの虹─色景」『あいちトリエンナーレ2016』(愛知県美術館、2016)、「ニュー・ファンタスマゴリア」(京都芸術センター、2017)など。ソフトウェア企画に、『Feelimage Analyzer』(ビバコンピュータ株式会社、マイクロソフト・イノベーションアワード2008、IPAソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2009受賞)、『PhotoMusic』(クラウド・テン株式会社)、『mupic』(株式会社ディーバ)など。
美術評論家連盟会員、日本色彩学会会員、大阪府万博記念公園運営審議委員。

Manabu Miki is a writer, editor, researcher, and software planner. Through his unique research into image and colour, he has worked in writing and editing within and across genres such as contemporary art, architecture, photography and music, while creating exhibitions and developing software.
His co-edited books include ”Dai-Osaka Modern Architecture ”(2007, Seigensha), ”Colorscape de France”(2014, Seigensha), ”Modern Architecture in Osaka 1945-1973” (2019, Seigensha) and ”Reimaging Curation” (2020, Showado). His recent exhibitions and curatorial projects include “A Rainbow of Artists: The Aichi Triennale Colorscape”, Aichi Triennale 2016 (Aichi Prefectural Museum of Art, 2016) and “New Phantasmagoria” (Kyoto Art Center, 2017). His software projects include ”Feelimage Analyzer ”(VIVA Computer Inc., Microsoft Innovation Award 2008, IPA Software Product of the Year 2009), ”PhotoMusic ”(Cloud10 Corporation), and ”mupic” (DIVA Co., Ltd.).
http://geishikiken.info/

http://geishikiken.info/ この評者を支援する

民藝の発見と使い方の創造の展開「民藝 MINGEIー美は暮らしのなかにある」大阪中之島美術館 三木学評

アートとデザインの境界を問い、みんなで考え共有する「デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン」大阪中之島美術館 三木学評

1920年代に刻まれた可能性の風景 開館1周年記念特別展「佐伯祐三 自画像としての風景」大阪中之島美術館 三木学評

自分史からみえる先駆性と国際性を孕んだ創作活動の奇跡 谷本研展「ラインズ・オブ・ライフ~谷本研 自分史大年表~」Gallery PARC  三木学評

写真と絵画の差異の輪郭を描く 田中和人「Picture(s)」Gallery PARC 三木学評

都市とアートのタクティカルな共存「オオサカアートフェスティバル」三木学評

忘れられていた大阪の日本画と船場の生活の歴史「大阪の日本画」大阪中之島美術館 三木学評

闇の地に光る幻想の質感 谷原菜摘子「谷原菜摘子の北加賀屋奇譚」三木学評

時空を超えて、夢を見るためのアートと信仰「杉本博司-春日神霊の御生・御蓋山そして江之浦」三木学評

いのちの残像を写す 井上亜美「The Garden」京都芸術センター 三木学評